ヴェゼルで「おりづるタワー」に行ってみた
Contents
ヴェゼルで「おりづるタワー」に行ってきました
1.「おりづるタワー」とは
このタワーを作ったのは、現在「株式会社広島マツダ」で会長兼CEOを務める松田哲也氏である。驚くことにおりづるタワーは一企業が自費を投じて建設したものだ。一体なぜ自動車の販売・修理を行っている広島マツダが、平和都市・広島の存在意義を世界に広める施設を作ったのか?――それは松田氏とタワーの運命の出会いがきっかけだった。
おりづるタワーの前身となる建物が売りに出されていたとき、たまたま見学に訪れた松田氏は屋上で見た光景に一瞬で心を奪われたという。真下に平和記念公園があり、その向こうに広島の街並が広がる眺め――それは広島出身の松田氏がこれまで一度も見たことのない故郷の姿であり、「75年は草木も生えない」と言われた街が原爆の惨禍から力強く復興を果たした証左のように思えたのだ。
「この景色は全世界の人が見るべきだ。この景色を見せることが私の使命なんだ!」
広島の現在の姿を見せることが平和の尊さを訴える何よりのメッセージになるのではないか――タワーの出発点となったのは、松田氏のそんな想いだった。
このタワーの平和に対する考え方をもっとも象徴的に表しているのが、屋上展望台である。「ひろしまの丘」はヒノキやスギといった木材がふんだんに使われ、心地よい風が吹き抜ける空間となっている。広島のもうひとつの世界遺産である嚴島神社の境内を彷彿とさせる静謐で荘厳な雰囲気が作られているのだ。
2.展望デッキ「ひろしまの丘」
3.おりづる広場
おりづるタワー専用の折紙で折ったおりづるを「おりづるの壁」に投入することができます。おりづるタワーのシンボルともいえる「おりづるの壁」。世界中から集まる平和への想い、祈り。それらが積み重なり、「おりづるの壁」は完成します。是非あなたも「おりづるの壁」に参加してみましょう。おりづるタワーならではの特別な体験をお楽しみください。 また、ワークスペースでは、多言語対応のおりづるの折り方を紹介するwebアプリもご用意。折紙を折ったことがない方も、安心してお楽しみいただけます。
8種類の中から好きな絵柄の折り紙を選べます。
多言語対応のWebアプリで日本語を選択すると広島弁でおりづるの折り方を案内してくれます。
4.まとめ
- おりづるタワーは平和記念公園のすぐ隣
- 屋上展望台の「ひろしまの丘」から国際平和都市広島が一望できる
- 「おりづる広場」で広島弁で折り鶴の折り方を学べる
- 完成した折り鶴を「おりづるの壁」に投入する特別な体験ができる
- 広島を訪れたら一度は訪問したい観光スポットです
5.おまけギャラリー
<「フランス料理Mille」&「おりづるタワー」>