招き猫で有名な豪徳寺に行ってみた
Contents
三軒茶屋から世田谷線に乗って
招き猫で有名な
豪徳寺に行ってみました。
1.豪徳寺とは
大谿山 豪徳寺は、世田谷区にある曹洞宗の寺院です。彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺で、井伊家ゆかりの文化財が数多く所蔵。
世田谷区でありながら緑豊かな地にあり、都会の喧騒を忘れてしまうほど、心やすらぐ静寂な時間が流れています。石門から山門に至る山道の松並木、さらに野鳥が飛び交う奥深い森林もまた見所です。
<歴史>
寛永10年(1633年)に、世田谷が彦根藩の所領地となり、
文明12年(1480年)に建立されていた「弘徳院」を、
彦根藩主井伊家は江戸菩提寺と定めました。
その後、万治2年(1659年)2代藩主井伊直孝の法号
「久昌院殿豪徳天英大居士」に因み、豪徳寺と改称され、
大名家墓所に相応しい伽藍を整え現在に至ります。
江戸時代の大名墓所の形態をよく保存し、
周辺では最大規模の国指定史跡となっています。
2.豪徳寺の招き猫
ある日、この地を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。
寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。
雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそうです。
それが彦根藩主の井伊直孝でした。
その後、豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、
お祀りする招福殿が建てられました。招福殿には、家内安全、商売繁盛、
開運招福を願うたくさんの参詣者が訪れています。
堂内には招福観音菩薩立像が安置されています。
<豆知識>
豪徳寺の招福猫児は小判を持っておらず、右手をあげています。
招福猫児は、人を招いて「縁」をもたらしてくれますが、
福そのものを与えてくれるわけではありません。
人との大切な「縁」を生かせるかどうかは、その人次第。
報恩感謝の気持ちがあれば、自然とその人のもとに福が訪れる、
という教えから、小判を持たず、右手だけをあげています。
3.豪徳寺の梅
運良く境内には
見頃の梅の花が咲いていました。
4.豪徳寺のおすすめポイント
- 交通至便。世田谷線「宮の坂駅」から徒歩5分。
- 都会の中のオアシスのような閑静な佇まい。
- 数えきれない数の招き猫に癒やされる。
- 境内に三重塔・梵鐘など、招き猫以外の見どころが沢山ある。
- 豪徳寺では、招き猫(招福猫児)関連グッズも購入することができます。
5.おまけ
<東京ぶらり旅ギャラリー>
「HIBIYA meets GODZILLA」
ゴジラ像の周辺に設置したQRコードを読み込むとARカメラで撮影をすることができ、まるで映画のワンシーンに出演したかようなイマーシブ体験ができます。
画像認識技術を用いることで、初代ゴジラの口から熱線を吐くフィルターが現れるAR体験も可能で、迫力ある写真を撮影することができます。