ヴェゼルで「ピカソ青の時代を超えて」特別展に行ってみた
Contents
ひろしま美術館で開催中の
「ピカソ青の時代を超えて」特別展に行ってみました
1.ひろしま美術館とは
ひろしま美術館は、1978(昭和53)年11月3日に開館しました。この年創業100周年を迎えた広島銀行が、地域とともに歩んだ歴史の記念事業として設立したものです。1945(昭和20)年8月6日、あの原爆の劫火によって幾多の尊い命が失われ、街は一瞬にして廃墟と化しました。
それから30数年、広島は平和文化都市の建設を目指して、復興の道を歩んできましたが、その道程の中で久しく求められていたのは、心の喜びとやすらぎの場でした。
この美術館は、“愛とやすらぎのために”をテーマに、構想10数年のもと、人々の希求に応える香り高い美の殿堂として誕生したのです。今日の広島の礎となられた原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられています。
2.特別展「ピカソ青の時代を超えて」とは
ひろしま美術館の開館45周年記念の特別展として5月28日まで開催されています。
国内屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館との共同企画展です。
3.個人的なお気に入り作品
キュビスムの創始者であるピカソの作品は難解なイメージですが、
今回の特別展では、
親友の死をきっかけに鬱病を患い、孤独や絶望、影をまとった「青の時代」の作品群と同時に
対象的な温かい色彩と生命感に溢れた息子パウロを描いた作品等を味わうことができます。
4.おまけギャラリー