ボズ・スキャッグス ONE FOR THE ROAD JAPAN TOUR 2026 広島公演 ライブレポート

ボズ・スキャッグス ONE FOR THE ROAD JAPAN TOUR 2026 広島公演 ライブレポート

2026年6月2日 0 投稿者: macfancy
2026年5月30日(土)、広島上野学園ホールにて開催された
しかも最前列という夢のような席での鑑賞。
今回はそのライブレポートをお届けします。

以下ネタバレを含むのでご留意ください。

■ 公演概要

公演名:BOZ SCAGGS ONE FOR THE ROAD JAPAN TOUR 2026
日時:2026年5月30日(土)
会場:広島上野学園ホール(広島市中区)
企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所

■ バンドメンバー

今回のジャパンツアーを支えた凄腕バンドメンバーをご紹介します。
 
Boz Scaggs(ボズ・スキャッグス) ── ボーカル、ギター
Jon Herington(ジョン・ヘリントン) ── ギター
Eric Crystal(エリック・クリスタル) ── サクソフォン、キーボード
Jamison Ross(ジェイミソン・ロス) ── ドラムス、ボーカル
Willie Weeks(ウィリー・ウィークス) ── ベース
Branlie Mejias(ブランリー・メヒアス) ── パーカッション、ボーカル
Michael Logan Sr.(マイケル・ローガン・シニア) ── キーボード、ボーカル

■ セットリスト

【本編】
01. What Can I Say
02. The Feeling Is Gone
03. Just Got To Know
04. Slow Dancer
05. It All Went Down the Drain
06. It's Over
07. Harbor Lights
08. Call That Love
09. Thanks to You
10. Radiator 110
11. Somebody Loan Me a Dime
12. Lowdown
13. Breakdown Dead Ahead
 
【アンコール 1】
14. We're All Alone
15. Lido Shuffle
 
【アンコール 2】
16. You Never Can Tell
 
【アンコール 3(サプライズ!)】
17. Georgia
 
予定になかったトリプルアンコールが実現!会場が割れんばかりの歓声に包まれました。

■ ライブレポート

◆ 最前列という奇跡
 
今回は最前列でのライブ鑑賞という、ボズファンにとってこれ以上ない幸運に恵まれました。ステージとの距離がほぼゼロ。ボズの表情、指先の動き、バンドメンバーとのアイコンタクト……普通では見えないものがすべて目の前で繰り広げられ、もはや夢の中にいるような感覚でした。
 
◆ 艷やかで圧倒的なボズの歌声
 
御年81歳とは思えない——いや、むしろ年齢を重ねたからこそ生まれる深みと艷やかさが、ボズの歌声には宿っていました。かつてのAOR全盛期のハイトーンとは違い、今の声はより肉感的で、ソウルの芳醇な香りがする。それでいて音程は安定し、フレージングの美しさは健在。「Lowdown」や「Harbor Lights」では思わず目を閉じて聴き入ってしまいました。
 
◆ ボズのギタープレーに痺れた
 
ボズはフロントマンとしてのボーカルだけでなく、ギタリストとしても惚れ惚れするプレーを随所に披露してくれました。ブルースの土台に根ざしたフィーリングたっぷりのフレーズ、そして必要最小限の音で語りかけるようなソロ。最前列ならではの至近距離で見るその指使いは、まさに職人芸。
 
◆ 女性コーラスなしでも完璧なハーモニー
 
今回のツアーでは女性コーラスは帯同していませんでしたが、バンドメンバーによるコーラスワークが実に素晴らしかった!ギタリスト、キーボーディスト、サックス奏者がそれぞれのパートをしっかり歌い上げ、分厚いハーモニーを生み出していました。「We're All Alone」や「Slow Dancer」での重なり合う声は特に鳥肌もの。女性コーラス不在を感じさせない、むしろバンド一体感が増したような印象すら受けました。
 
◆ セカンドアンコールでサックス奏者が踊り出した!
 
圧巻だったのがセカンドアンコール。「You Never Can Tell」でサックス奏者のエリック・クリスタルがノリにノッて、演奏しながらステージ上で踊り始めたのです!吹きながら体をくねらせ、ステップを踏み、時にはボズに向かって歩き寄りながらのプレー。会場は大盛り上がりで、笑顔と歓声が渦巻きました。あのパフォーマンスは最前列で目撃できたことに心から感謝です。
 
◆ まさかのトリプルアンコール!
 
そしてこの夜最大のサプライズが、予定になかったトリプルアンコール!セカンドアンコールが終わり、もう終演かと思った瞬間、再びメンバーがステージに戻ってきたのです。割れんばかりの歓声の中、ボズは満面の笑みで再登場。この日の広島の熱量に応えてくれるかのようなサプライズに、会場全体が一つになった瞬間でした。ボズのファンサービス精神と、観客への愛情が伝わってくる最高のエンディングでした。

■ まとめ

「ONE FOR THE ROAD」というツアータイトルの意味を、今夜ほど深く感じたことはありませんでした。
長いキャリアの中で積み重ねてきたすべてを携えて、ボズ・スキャッグスは広島に来てくれた。
最前列から見た彼の姿は、ステージの上に生きる真のミュージシャンそのものでした。
 
次の来日がいつになるかは分かりません。
でも、この夜の記憶は一生消えることなく、私の中で鳴り続けることでしょう。
 
ボズ・スキャッグス、広島に来てくれてありがとう!

<おまけギャラリー>

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